腕元にずっしりとした重厚感がほしい方へ、当店でも人気の高いG-SHOCKのフルメタルシリーズの選び方と樹脂モデルとの違いを専門店の視点から解説します。
G-SHOCKフルメタルとはどんな時計か?
通称『フルメタル』と呼ばれるG-SHOCKたち。G-SHOCKの見慣れたデザインをそのまま金属で再現した人気シリーズです。耐衝撃構造と金属素材の両立という、本来は相反する要素を成立させている点に技術的な価値があります。
ケース素材にはステンレスやチタンが使われ、外装には研磨仕上げやヘアライン仕上げ、再結晶化処理・深彫り加工などが施されます。樹脂モデルでは出せない、金属ならではの陰影と質感が特徴です。
機能面では、定期的な電池交換が不要なタフソーラーを搭載するモデルが多く、シリーズによっては電波受信で時刻を自動修正する「マルチバンド6」を備えるモデルもあります。日常使いでの実用性も、樹脂モデルと比べて見劣りしません。
見慣れたG-SHOCKのフォルムはそのままに重厚感と高級感にあふれたモデルで「大人なG-SHOCK」という印象を感じます。またそのスペックとデザインから他にはない遊び心も感じさせます。
基本フォルムで見ると、フルメタルは「スクエア型」と「八角形型」の2系統に大きく分かれます。上位ラインのMT-GやMR-Gが採用する多層構造のケースは、金属とカーボンを重ねた別系統の製法で、フォルムもラウンドに近く、フルメタルシリーズとは分けて考えるのが正確です。
フルメタルは重い・ダサいと言われるのはなぜか?
検索するとよく見かける「重い」「ダサい」という声には、それぞれ理由があります。重さについては、モデルによって150〜170g前後になるものもあり、樹脂モデルに慣れている方には確かに重く感じられます。ダサいという印象は、1990年代の若者文化と強く結びついたG-SHOCKのイメージが根強く残っていることが背景にあります。
ただし、店頭での接客を通じて見えてくるのは、少し違う景色です。フルメタルモデルを試着されるお客様の多くは、想像していたよりも手首になじむ重さだったという感想を口にされます。重さへの先入観と、実際に着けたときの印象にはギャップがあるようです。
当店ではセイコーやSinnといったブランドも扱っていますが、これらのモデルでも重さそのものが「道具としての信頼感」につながっているというお声を多くいただきます。お客様によって意見が分かれる代表としてグランドセイコーの軽量チタンモデルに対して「軽すぎて物足りない」と感じられるお客様も一定数いらっしゃり、フルメタルG-SHOCKの評価軸はこれに近いところにあると感じています。
「価格を考えると、この重さと仕上げは贅沢に感じる」と話されたお客様もいらっしゃいました。手に取りやすい価格帯でありながらずっしりとした重さがあることが、フルメタルの高級感を支えている一因と言えそうです。
G-SHOCKフルメタルはどう選べばいいか?
フルメタルは外装の作りが異なる2タイプに分かれ、着用シーンや手首周りに合わせて選ぶのが失敗しない選び方です。
スクエア型で選ぶ
スクエア型は、当店でも人気の高い定番ラインです。
1983年発売の初代G-SHOCK「DW-5000C」の意匠をそのまま金属で再現したラインです。代表モデルはGMW-B5000やGMW-BZ5000で、四角いケースとシンプルなインデックスが特徴です。ビジネスの場でも浮きにくく、フルメタルを初めて選ぶ方に扱いやすいタイプです。
八角形型で選ぶ
八角形型は、通称「カシオーク」と呼ばれる2100シリーズをフルメタル化したラインで、代表モデルはGM-B2100です。
オクタゴンベゼルによる立体感があり、薄型でカジュアルからきれいめの装いまで合わせやすいタイプです。ベゼルの造形美を楽しみたい方に向いています。
樹脂モデルとフルメタルモデルはどう違うか?
同じG-SHOCKでも、樹脂モデルとフルメタルモデルでは見た目・重さ・使い方の前提が異なります。以下に主な違いをまとめました。
| 項目 | 樹脂モデル | フルメタルモデル |
|---|---|---|
| 重さ | 軽量(50〜70g前後) | 重め(150〜170g前後) |
| 質感 | マットな樹脂の質感 | 金属特有の光沢・陰影 |
| 傷 | 目立ちにくい | 傷が目立ちやすい |
| 印象 | カジュアル寄り | ビジネスにも対応しやすい |
| 耐衝撃性 | 標準搭載 | 金属でも耐衝撃構造を維持 |
耐衝撃性というG-SHOCKの根幹の性能はどちらも変わりません。違いは主に見た目の印象と、日常での使われ方にあります。
おすすめモデル一挙紹介
フルメタルの2タイプ(スクエア型・八角形型)には、それぞれ複数のモデルがあります。ここでは代表的なモデルを、同じフォルムを最高峰の素材と匠の技で仕上げた上位ライン「MR-G」と合わせてご紹介します。
スクエア型のおすすめモデル
G-SHOCK GMW-B5000D-1JF
価格:¥84,700(税込|2026年7月現在)
初代G-SHOCKのDNAを受け継ぎ待望のフルメタル化を実現。硬質なステンレスの輝きが、スーツからカジュアルまで大人の腕元を格上げします。Bluetooth通信と電波ソーラーを備え、圧倒的な美しさと実用性を両立した至高のタイムピースです。
<特徴> ・初代モデルのスクエアデザインをそのままに質感高いフルメタル化を実現 ・Bluetooth®通信機能と世界6局の標準電波に対応するマルチバンド6を搭載 ・タフソーラー(ソーラー充電システム)による安定した駆動と高い実用性 ・ステンレスケースの間にファインレジン緩衝体を挟んだ独自の耐衝撃構造
商品ページはこちらG-SHOCK GMW-B5000GD-9JF
価格:¥93,500(税込|2026年7月現在)
ゴールドIP処理が圧倒的な存在感とラグジュアリーな雰囲気を放つフルメタルG-SHOCK。初代スクエアフォルムの造形美に煌びやかな輝きが融合した一本です。スマートフォンリンクなど最先端機能も備え、所有欲を満たす頼れる相棒となるでしょう。
<特徴> ・鮮やかな発色と耐摩耗性に優れたフルメタルのゴールドIP(イオンプレーティング)処理 ・スマートフォンリンク機能により、専用アプリ連携で世界中の正確な時刻情報を取得 ・暗所での視認性を高める高輝度なフルオートLEDバックライト(スーパーイルミネーター) ・重厚感あるメタルボディとG-SHOCK本来の耐衝撃構造を両立したタフネスデザイン
商品ページはこちらG-SHOCK GMW-B5000D-1CJF
価格:¥84,700(税込|2026年7月現在)
初代G-SHOCK「DW-5000C」のダイヤルカラーをそのまま受け継いだ、初代オマージュの一本です。挑戦を表す赤、防水性を象徴する青、耐衝撃性を表す黄と、初号機を象徴する3色を高品位なフルメタル外装で再現しています。
<特徴> ・初代「DW-5000C」の赤・青・黄のダイヤルカラーを受け継ぐ初代オマージュモデル ・専用アプリ連動のBluetooth機能と世界6局対応の電波受信機能を搭載 ・僅かな光も動力に変えるタフソーラーによる高い実用性と信頼性 ・ステンレスケースとベゼルの間に緩衝体を挟んだフルメタル独自の耐衝撃構造
商品ページはこちらG-SHOCK GMW-BZ5000RC-1JR
価格:¥121,000(税込|2026年7月現在)
人とAIが共創した「ジェネレーティブデザイン」を採用した特別なフルメタルG-SHOCK。センターケースに施された美しいレインボーIPと、高精細なMIP液晶が融合し、未来的な造形美を体現。他にはない圧倒的な個性と高級感で所有欲を満たします。
<特徴> ・複雑で未来的な造形美を生み出すAI共創のジェネレーティブデザインを採用 ・一点ごとに異なる輝きを放つ、センターケースの美しいグラデーションレインボーIP ・高精細で優れた視認性を誇るMIP液晶を搭載し、クラシカルな表示への切替も可能 ・フルメタルながら気密性に優れたスクリューバックと強靭な耐衝撃構造を両立
商品ページはこちらG-SHOCK GMW-BZ5000BD-1JF
価格:¥102,300(税込|2026年7月現在)
人とAIが共創した「ジェネレーティブデザイン」を、精悍なブラックIP処理で纏った特別なG-SHOCK。重厚な外観に最先端の機能美を凝縮しました。ビジネスから休日の装いまで、大人の腕元を力強くスタイリッシュに引き締める至極のタイムピースです。
<特徴> ・複雑で未来的な造形美を生み出すAI共創のジェネレーティブデザインを、ブラックIP処理で表現 ・全身に精悍なブラックIP(イオンプレーティング)処理を施した重厚なフルメタルデザイン ・高精細なMIP液晶を搭載し、暗所での視認性を高める高輝度LEDバックライトも装備 ・弾性変形で衝撃を吸収する樹脂製インナープロテクターを備えた新しい耐衝撃構造
商品ページはこちら八角形型のおすすめモデル
G-SHOCK GMC-B2100ADS-1AJF
価格:¥107,800(税込|2026年7月現在)
人気の八角形フォルムを採用したフルメタルクロノグラフ「GMC-B2100」から、洗練されたモノトーンモデルが登場。シルバーメタリックの文字盤にブラックのインダイヤルが精悍に映えます。高級感と実用性を極めた、大人の腕元に相応しい一本です。
<特徴> ・初代のDNAを受け継ぐ八角形ベゼルを採用したフルメタルクロノグラフデザイン ・シルバーメタリック蒸着ダイヤルにブラックのインダイヤルを配した精悍なカラー ・スマートフォンリンク機能により、専用アプリと連携して常に正確な時刻情報を取得 ・太陽光などの光を動力に変えるタフソーラーを搭載し、定期的な電池交換が不要
商品ページはこちらG-SHOCK GM-B2100SD-1CJF
価格:¥84,700(税込|2026年7月現在)
大人気のフルメタル八角形モデルに、初代G-SHOCKを象徴するカラーをあしらった特別なタイムピース。ソリッドなシルバー外装に、レッドやブルーのアクセントが原点のスピリットを感じさせます。オンオフ問わず大人の腕元を引き締める頼れる相棒です。
<特徴> ・無駄を省いたスタイリッシュな八角形フォルムを継承する上質なフルメタルデザイン ・文字盤に初代G-SHOCKのシンボルカラー(レッド・ブルー・イエロー)を配色 ・Bluetooth通信を用いたスマートフォンリンクにより、世界中どこでも正確な時刻を取得 ・わずかな光でも発電し安定的に駆動する、実用性と信頼性に優れたタフソーラーシステム
商品ページはこちらG-SHOCK GMC-B2100BT-1AJF
価格:¥107,800(税込|2026年7月現在)
2100シリーズのフルメタルクロノグラフに、ブラックベゼルが際立つモノトーンモデルが登場。シルバーの多針フェイスと精悍なブラックの対比が、大人の腕元に圧倒的な存在感を与えます。Bluetooth連携とタフソーラーを備え、実用性と機能美を極めた傑作です。
<特徴> ・シルバー×ブラックのモノトーンで仕上げた、モダンで洗練された八角形デザイン ・重厚で力強いブラックIP処理を施したステンレススチール製ベゼルを採用 ・Bluetooth通信を用いたスマートフォン連携により、常に正確な時刻情報を取得 ・多針のフルアナログフェイスに、定期的な電池交換が不要なタフソーラーを搭載
商品ページはこちらG-SHOCK GMC-B2100AD-2AJF
価格:¥107,800(税込|2026年7月現在)
八角形フォルムが人気のフルメタルクロノグラフから、爽やかなブルー文字盤が登場。精緻な多針アナログデザインと、ライトブルーの蒸着処理が腕元に上質な涼感をもたらします。ビジネスから休日のカジュアルまで幅広く活躍するスマートな一本です。
<特徴> ・洗練された八角形ベゼルと、高級感あふれるシルバーのフルメタル外装 ・文字盤全面に美しいライトブルーの蒸着処理を施した、爽快で知的なカラーリング ・専用アプリと連動するBluetooth機能により、世界中どこでも正確な時刻へと自動修正 ・薄型モジュールとタフソーラーを搭載し、フルメタルながら快適な装着感と実用性を実現
商品ページはこちらMR-Gのおすすめモデル
G-SHOCK MR-G MRG-B2100D-1AJR
価格:¥572,000(税込|2026年7月現在)
人気の八角形フォルム「2100」シリーズが、最高峰MR-Gとして登場。日本の伝統技法「木組」から着想を得た精緻な文字盤と、プラチナと同等の輝きを放つコバリオンベゼルが融合。妥協なき匠の技が大人の腕元に圧倒的な風格をもたらします。
<特徴> ・強さと美しさを両立する、純チタンの約4倍の硬度を持つ合金「コバリオン」をベゼルトップに採用 ・複雑な凹凸形状を27個の部品で構成し、極限の研磨を施したマルチガードストラクチャー ・日本の伝統技術を表現した立体的で美しい「木組(きぐみ)」モチーフのダイアルデザイン ・Bluetooth通信機能と電波受信機能を搭載し、世界中で正確な時刻情報を自動取得可能
商品ページはこちらG-SHOCK MR-G MRG-B5000D-1JR
価格:¥429,000(税込|2026年7月現在)
初代G-SHOCKのスクエアデザインを、究極の金属素材と職人技で昇華させたMR-Gモデル。25個の部品に細分化されたベゼル一つ一つに職人の研磨が施され、息を呑むほどの造形美を実現。色褪せない原点の魅力と最高峰の質感が交差する一本です。
<特徴> ・ベゼルを25個の部品に細分化し、パーツごとに研磨を施すことで生まれた圧倒的な質感 ・トップベゼルにコバリオン、バンドにDAT55G、ケースにTi64チタン合金と適材適所の素材選定 ・傷に強く透明度の高いサファイアガラスと、視認性に優れた反射防止コーティングを採用 ・専用アプリ「CASIO WATCHES」連携による高精度な時刻修正と安定したタフソーラー駆動
商品ページはこちらG-SHOCK MR-G MRG-B5000B-1JR
価格:¥495,000(税込|2026年7月現在)
初代スクエアモデルの最高峰に、深みのある漆黒の輝きを纏わせた特別なMR-G。強靭なチタン合金にDLC処理を施すことで、精悍なブラックの美しさと極めて高い耐摩耗性を実現。ビジネススーツから休日の装いまで、力強くも気品ある腕元を演出します。
<特徴> ・チタン素材にDLC(ダイヤモンドライクカーボン)処理を施した精悍で傷に強いブラックボディ ・複雑な形状を25のパーツで構成し、隅々まで職人のザラツ研磨を施した多パーツベゼル ・高い硬度と加工性を備えたチタン合金「DAT55G」をバンドに採用し、優れた装着感を実現 ・Bluetoothスマートフォンリンクと標準電波受信による、世界を股にかける高い信頼性と実用性
商品ページはこちらG-SHOCKフルメタルでよくある疑問とは?
Q1. フルメタルは普段使いでも重すぎませんか? A. 個人差はありますが、機械式時計に慣れている方であれば特に重いとは感じにくい重さです。試着で確認してから選ぶことをおすすめします。
Q2. スーツに合わせても浮きませんか? A. 光沢を抑えたシルバーやブラック仕上げのスクエア型であれば、ビジネスシーンでも違和感なく使えます。
Q3. 傷がついた場合は目立ちますか? A. 金属モデルは樹脂モデルより傷が目立ちやすい傾向があります。使い込むほどに味わいが出る仕上げでもあるため、経年変化として楽しむ視点もおすすめです。
Q4. どのタイプから選べば失敗しにくいですか? A. 初めての方には、初代G-SHOCKの意匠を継承したスクエア型が、シーンを選ばず扱いやすくおすすめです。
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G-SHOCKフルメタル選びの結論
G-SHOCKフルメタルシリーズは、ネット上で「重い・ダサい」といった声が語られることもありますが、実際に店頭で試着されると、その印象は大きく変わります。
ずっしりとした重さそのものが、金属ならではの高級感と道具としての信頼感につながっているというのは、当店で様々な高級時計をお取り扱いする中でも共通して感じる確かな価値です。
後悔しない一本を選ぶためのポイントは、ご自身の着用シーンと求めるスタイルを明確にすることにあります。
- 初代から続く普遍的なデザインとビジネスでの使いやすさを求めるなら「スクエア型」
- スタイリッシュで立体的な造形美と、薄型による快適な装着感を求めるなら「八角形型」
- 妥協のない最高峰の仕上げと、一生モノのステータス性を求めるなら「MR-G」
また、金属モデルならではの「傷」も、使い込むほどに自分だけの歴史が刻まれる経年変化(エイジング)の味わいとして楽しむことができます。樹脂モデルの軽快さとは一味違う、まさに「大人のためのG-SHOCK」と言えるでしょう。
スペックや写真だけでは伝わらない金属の美しい光沢や、手首になじむ重量感は、実物を手にして初めて実感できる魅力です。ぜひ一度店頭で腕に通し、ご自身の手首に最高の形で寄り添う相棒を見つけてみてください。


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